- 2022年のブラジルポップスを振り返ろう!
- 2022年ムウチショウ賞の受賞結果まとめ
- Artista do Ano(今年のアーティスト)、Anitta
- Revelação do Ano(今年の新星)、Ana Castela
- Álbum do Ano(今年のアルバム)、”LUME” Felipe Ret
- Voz do Ano(今年の歌手)、Gloria Groove
- Grupo do Ano(今年のグループ)、Lagum
- Show do Ano(今年のライブ)、Alexandre Pires e Seu Jorge
- Música do Ano(今年の音楽)、”Envolver” Anitta
- Dupla do Ano(今年のデュオ)、Maiara e Maraísa
- Clipe TVZ do Ano(今年のTVZクリップ)、”Boys don’t cry” Anitta
- Hit do Ano(今年のヒット)、”Maldivas” Ludmilla
- Instrumentista do Ano(今年の楽器演奏家)、Pretinho da Serrinha
- Produtor Musical do Ano(今年のプロデューサー)、Papatinho
- Capa do Ano(今年の表紙)、”Fé” IZA
- 最後に
- 参考
2022年のブラジルポップスを振り返ろう!
2022年も残すところあと少し。そろそろ「今年のベスト・ソング」や「ベスト・アルバム」を選びたくなってくる時期ですよね。
そこで当ブログでも、一年間のブラジリアンポップスの振り返りをしておこうと思います。ただ、私自身の趣味はかなり偏っているので、なるべく中立的な見方をするためにも、ひとつの音楽賞に注目してみましょう。Prêmio Multishow(プレミオ・ムウチショウ)です。
ムウチショウ賞とは?
Prêmio Multishow(プレミオ・ムウチショウ)とは、日本語に直訳すると「ムウチショウ賞」。
ブラジル最大の放送局Globo(グロボ)による有料チャンネルMultishow(ムウチショウ)が主催するこの音楽賞は、幅広いジャンルの音楽を守備範囲としており、MPB、欧米寄りのポップス、セルタネージョからファンキまで、いろんなアーティストがノミネートされる傾向にあります。(「MPBとかセルタネージョとかファンキとか、それって何?」という方は、こちらの記事をご覧ください。)
また、このムウチショウ賞は、インターネットでの投票だけでなく、音楽評論家による選考もあるのが特徴です。それゆえ選考過程が不透明だとか、偏っているとか批判されたりもしますが、こういった問題はどんな音楽賞も抱えるもの。私は普段、SNSや音楽配信のデータからブラジルポップスを追っかけているのですが、少なくともそこで得られる実感としては、ムウチショウ賞はそれなりに「納得」のいく内容となっています。
「ブラジルでは今、どんな音楽がメインストリームで流行っているの?」という興味がある方は、まずこの音楽賞のノミネートをチェックするのがオススメです。
なお、ブラジル音楽に関する音楽賞は他にもいろいろあるので、こちらの記事も参考までに貼っておきます。
2022年の授賞式
2022年の授賞式は、10月18日リオデジャネイロで開催され、その模様はMultishowで放映されました。
司会はMarcos Mion(マルコス・ミオン)と共に、Gloria Groove(グロリア・グルーヴ)とLinn da Quebrada(リン・ダ・ケブラーダ)が務め、豪華な顔ぶれのアーティストがステージに出演。パフォーマンスの一部は「Prêmio Multishow 2022」のようなキーワードで検索すると、Multishowの公式動画でも見れます。
誰が一番ノミネートされた?
受賞結果を見る前に、ノミネートの状況もチェックしてみましょう。今年は誰が一番たくさんの部門にノミネートされたのでしょうか?
トップはAnitta(アニッタ)とGloria Groove(グロリア・グルーヴ)で、それぞれ8部門に名を連ねています。次いで、Ludmilla(ルジミーラ)とJão(ジャウン)が6部門。そして、”Acorda Pedrinho”が大ヒットしたJovem Dionisio(ジョヴェン・ジオニージオ)が5部門。
なお、AnittaとGloria Grooveは今年、MTV MIAW BR(MTVミャウ・ブラジル)でも同列で最多数ノミネートされていましたが、ネットでのファン投票の結果、残念なことに二人とも受賞には至りませんでした(MTV MIAW BRの受賞結果についてはこちらの記事をどうぞ)。
また、Ludmillaは2021年のムウチショウ賞で、「今年のアーティスト」部門にノミネートされなかったことに抗議し、授賞式への出演を辞退するということがあったのですが、今年は同部門にノミネートされ、授賞式でもパフォーマンスしています。
2022年ムウチショウ賞の受賞結果まとめ
それでは、受賞結果を見ていきましょう。
一言でまとめるなら、Anittaが「今年のアーティスト」・「今年の音楽」・「今年のクリップ」という三部門を受賞し、圧倒的だった、ということになります。
Artista do Ano(今年のアーティスト)、Anitta
Embed from Getty Imagesムウチショウ賞が選んだ2022年のブラジルを代表するアーティストは、Anitta(アニッタ)でした!
今年も相変わらずのタイトなスケジュールで新曲を次々リリースし、通算5枚目となるスタジオアルバム“Versions of Me”(バージョンズ・オブ・ミー)も発表。Coachella Festival(コーチェラ)のような国際的な舞台でも最高のパフォーマンスを見せてくれました(写真はコーチェラのものです)。
商業的にもSpotifyのグローバルランキングで再生回数1位を達成したり、アメリカのMTVビデオミュージックアワードなど、国際的な音楽賞も数多く受賞しており、本当に華々しい一年でした。
一方で、お父さんの病気と手術、アニッタ自身の子宮内膜症の手術、カナダの音楽プロデューサーMurda Beatz(マーダービーツ)との恋と別れ、などなど、プライベートでもめまぐるしい一年だったのではないでしょうか。数々の困難を乗り越えながらも、常にプロの仕事っぷりを見せ、飾り気無く笑顔を振りまくアニッタの姿に、私自身何度も勇気づけられました。
◆ ノミネート
- Anitta
- Gloria Groove
- Gusttavo Lima
- Jão
- João Gomes
- L7nnon
- Ludmilla
- Luísa Sonza
Revelação do Ano(今年の新星)、Ana Castela
新人賞ともいえるこの部門は、SpotifyのブラジルTop50ランキングで1位を記録したこの曲の歌手が受賞しました。メロディーはセルタネージョっぽいですが、リズムはファンキで、サウンドはエレクトロミュージック。不思議な中毒性のある一曲です。
このMVの中で、テンガロンハット、ウェスタンブーツ、ブーツカットのジーンズという典型的なカウボーイファッションを身にまとっているのが、若干18歳のAna Castela(アナ・カステラ)。マト・グロッソ・ド・スル州のはずれの、パラグアイに隣接する小さな町に生まれ、祖父は牧畜業に従事しているというルーツを持ちます。
アナ・カステラはもともと学生だったようですが、何の気なしに投稿した動画がTwitterでバズり、2021年にデビューシングル”Boiadeira”をリリース。この曲がTikTokでバイラルヒットを果たし、「農園の女の子」としてのルックスと歌詞で注目を集めました。何枚かシングルをリリースする中で、先ほど紹介した”Pipoco”が大ヒットし、ムウチショウ賞でも新人賞を受賞するに至りました。
◆ ノミネート
- Ana Castela
- Bala Desejo
- Jovem Dionísio
- Mari Fernandez
- Nattanzinho
- Rachel Reis
- Tasha & Tracie
- Urias
Álbum do Ano(今年のアルバム)、”LUME” Felipe Ret
「今年のアルバム」部門では、トラップのアーティストFelipe Ret(フェリッピ・ヘッチ)の作品が選ばれました。
フェリッピ・ヘッチは1985年リオデジャネイロ生まれ。2000年代から活動しているキャリアの長いアーティストで、昨年のムウチショウ賞に関して、ラップ系のアーティストがノミネートされてなさすぎるとSNSを通して批判していました。アルバム“LUME”(ルーミ)の中から、L7NNON(レノン)とコラボした曲を貼っておきます。
◆ ノミネート
- “Lady Leste”, Gloria Groove
- “Numanice #2”, Ludmilla
- “Pirata”, Jão
- “Pra Gente Acordar”, Gilsons
- “QVVJFA?”, Baco Exu do Blues
- “Sobre Viver”, Criolo
- “Versions of Me”, Anitta
Voz do Ano(今年の歌手)、Gloria Groove
かつてのCantor do Ano「今年の男性歌手」とCantora do Ano「今年の女性歌手」部門は、性別が多様である現実に合わせて、Voz do Ano「今年の声」と名称を変えました。名詞に性のない日本語では「今年の歌手」とも訳せるこの部門を受賞したのは、ドラァグクイーンのアーティスト、Gloria Groove(グロリア・グルーヴ)です。
今年は2枚目のスタジオアルバムとなる“Lady Leste”(レイジー・レスチ)をリリースし、Lollapalooza (ロラパルーザ)やRock in Rio(ロックインリオ)のような大舞台にも出演しています。
ここで紹介したアルバム収録曲“Vermelho”(ヴェルメーリョ)は、ファンキとエレキギターのサウンドを融合させた一曲で、グロリア・グルーヴの「地元愛」に満ちた作品でもあります(詳しくはこちらの記事をどうぞ)。
なお、グロリア・グルーヴは、SpotifyやYoutubeでの再生回数、Instagramのフォロワー数などからして人気がうかがえる状態でしたが、ムウチショウ賞のような大きな賞を受賞したことは、まだありませんでした。今回、念願のムウチショウ賞初受賞です。
◆ ノミネート
- Gloria Groove
- Anitta
- Iza
- Jão
- Liniker
- Ludmilla
- Luísa Sonza
- Marisa Monte
Grupo do Ano(今年のグループ)、Lagum
「今年のグループ」部門は、ロックバンドのLagum(ラグン)が受賞しました。ラグンは2014年にミナス・ジェライス州で結成されたグループで、セカンドアルバムを発表した2019年以来、ムウチショウ賞を毎年受賞している常連です。
2021年11月リリースされた3枚目のスタジオアルバム“MEMÓRIAS (De Onde Eu Nunca Fui)”(メモリアス・ヂ・オンヂ・エウ・ヌンカ・フイ)から、サンバのMart’nália(マルチナリア)、ラップのL7NNON(レノン)という面白い組み合わせのコラボ曲を紹介しておきます。
◆ ノミネート
- Lagum
- Jovem Dionisio
- Afrocidade
- Bala Desejo
- Black Pantera
- Gilsons
- Grupo Menos é Mais
- Raça Negra
Show do Ano(今年のライブ)、Alexandre Pires e Seu Jorge
「今年のライブ」部門では、パゴージ・グループSó Pra Contrariar(ソ・プラ・コントラリアール)出身のスター歌手Alexandre Pires(アレシャンドレ・ピレス)と、MPBのスターSeu Jorge(セウ・ジョルジ)のライブパフォーマンスが受賞しました。
今年のライブがどのようなものだったのかは私も知らないのですが、2020年にYoutubeに投稿されている二人のライブ動画を紹介しておきます。休日にゆっくり見ながら楽しむのがオススメです。
◆ ノミネート
- Alexandre Pires e Seu Jorge
- Caetano Veloso
- Djonga
- Emicida
- Jão
- Ludmilla
- Marisa Monte
- Thiaguinho
Música do Ano(今年の音楽)、”Envolver” Anitta
「今年の音楽」部門を受賞したのは、Spotifyのグローバルランキングで1位を獲得した”Envolver”でした。アニッタは今年、この曲で北米のMTVビデオミュージックアワードも受賞しています。その授賞式でのパフォーマンス映像を貼っておきます。
◆ ノミネート
- “Envolver” Anitta
- “Acorda Pedrinho”, Jovem Dionísio
- “Desenrola Bate Joga de Ladin” (Part. DJ Biel do Furduncinho), L7nnon, Os Hawaianos e DJ Bel da CDD
- “Fé”, Iza
- “Maldivas”, Ludmilla
- “Malvadão 3”, Xamã, Gustah e Neo Beats
- “VAMPiro”, Matuê, WIU e Teto
- “Vermelho”, Gloria Groove
Dupla do Ano(今年のデュオ)、Maiara e Maraísa
「今年のデュオ」部門は、セルタネージョのMaiara e Maraísa(マイアラとマライサ)が受賞。1987年マトグロッソ州生まれの双子姉妹で、2021年には Marília Mendonça(マリリア・メンドンサ)との共作アルバム“Festa das Patroas 35%”をリリースしています。
マリリア・メンドンサはこのアルバムのリリース直後に飛行機事故で帰らぬ人となりましたが、膨大な音源が未発表の状態にあるらしく、今でも新曲のリリースが絶えません。そんな中でも、”Festa das Patroas 35%”はとくに人気が高い音源となっています。ここで紹介した”Presepada”もこのアルバムに収録されている一曲です。
◆ ノミネート
- Maiara e Maraísa
- ANAVITÓRIA
- Diego e Victor Hugo
- Henrique e Juliano
- Jorge e Mateus
- Matheus & Kauan
- Tasha & Tracie
- YOÙN
Clipe TVZ do Ano(今年のTVZクリップ)、”Boys don’t cry” Anitta
TVZというのは音楽番組の名前なので、単に「ビデオクリップ部門」とも呼べる部門です。この部門では、アニッタが英語で歌う80年代風ポップスの曲が受賞しました。
ところでこの曲、私が住んでいる日本の地方都市でも、服屋や美容院で流れているのを何度も耳にしています。たぶんアメリカかどこかのインターネットラジオで流れていたのでしょう。私も趣味でブラジル音楽を聴き始めて十何年になりますが、ボサノバでもないサンバでもない、いわゆるブラジルポップスを日本の街中で耳にするということは、これまで一度も無かったです。今年はそういった意味でも、アニッタのすごさを実感した一年でした。
◆ ノミネート
- “Boys don’t cry”, Anitta
- “A Queda” e “Vermelho”, Gloria Groove
- “Acorda Pedrinho”, Jovem Dionísio
- “Cachorrinhas”, Luisa Sonza
- “Fé”, Iza
- “Idiota”, Jão
Hit do Ano(今年のヒット)、”Maldivas” Ludmilla
「今年のヒット」部門は、Ludmilla(ルジミーラ)が受賞しました。
Ludmillaは2010年代のブラジルポップスを代表する歌手の一人で、もともとファンキやアメリカナイズされたR&Bをやっていました。そんな彼女が2020年に突然、サンバの一種であるパゴージに取り組み始め、その一連の楽曲は“Numanice”(ヌマナイシ)というタイトルのもと、EPやライブアルバムでリリースされています。今回受賞した”Maldivas”は”Numanice #2″のトラックで、Ludmilla自身の新婚旅行について歌ったラブソングです。
ところで、パゴージは「男の音楽」というイメージが強いジャンルでした。バックコーラスに女性がいることはあっても、女性がメインボーカルをやったり、女性のポップスターがパゴージを歌うというのは、あまり例がなかったと思います(このことに関してはこちらの記事もどうぞ)。
そんな中でパゴージをやり始めたLudmillaは、とても革新的で、本人としてもその自信があったのでしょう。だからこそ2021年、ムウチショウ賞のノミネートで正当な評価がされなかったとき、抗議の意を示して出演を辞退したのだろうと思います。今年はふさわしいノミネートを受け、受賞にも至りました。
◆ ノミネート
- “Maldivas” Ludmilla
- “Acorda Pedrinho”, Jovem Dionísio
- “Dançarina”, Pedro Sampaio
- “Desenrola Bate Joga de Ladin” (Part. DJ Biel do Furduncinho), L7nnon, Os Hawaianos e DJ Bel da CDD
- “Envolver”, Anitta
- “Idiota”, Jão
- “Malvadão 3”, Xamã, Gustah e Neo Beats
- “Vermelho”, Gloria Groove
Instrumentista do Ano(今年の楽器演奏家)、Pretinho da Serrinha
Pretinho da Serrinha(プレチーニョ・ダ・セヒーニャ)は1978年リオデジャネイロ生まれのアーティスト。もともと打楽器奏者だったようですが、最近はカバキーニョという四弦の小さな弦楽器の演奏家として知られています。これまでSeu Jorge(セウ・ジョルジ)、Caetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)、Lulu Santos(ルル・サントス)といった大物アーティストと共演してきました。
2021年10月にリリースされたCaetano Velosoのアルバム“Meu Coco”(メウ・ココ)にも参加しており、ここに紹介したMVでは二人で一緒にサンバを踊っています。
◆ ノミネート
- Pretinho da Serrinha
- Amaro Freitas
- Castilhol
- Hamilton de Holanda
- Jonathan Ferr
- Kiko Dinucci
- Mateus Asato
- Silvanny Sivuca
Produtor Musical do Ano(今年のプロデューサー)、Papatinho
「今年のプロデューサー」部門はPapatinho(パパチーニョ)が受賞。最近ではAnitta(アニッタ)、L7NNON(レノン)などのトラックメイクで有名です。
ファンキからしっとりした曲まで音楽性は幅広く、今年はSeu Jorge(セウ・ジョルジ)とのコラボも印象的でした。まぎれもなくブラジル流ヒップホップを代表するアーティストの一人だと思います。
◆ ノミネート
- Papatinho
- Eduardo Pepato
- Pablo Bispo
- Prateado
- Pupilo
- Rafinha RSQ
- Ruxell no Beat
- VHOOR
Capa do Ano(今年の表紙)、”Fé” IZA
「今年の表紙」部門はIZA(イザ)の“Fé”(フェ)が受賞しました。
この曲のMVは、コンテンポラリーダンス、衣装デザイン、ヘアメイク、すべてにおいて芸術度が高く、これまで見たことのないような質感があって、個人的な意見としては今年一番優れた映像作品だったと思います。
◆ ノミネート
- “Fé”, IZA
- “Fúria”, Urias
- “Lady Leste”, Gloria Groove
- “LUME”, Filipe Ret
- “Portas”, Marisa Monte
- “QVVJFA?”, Baco Exu do Blues
- “Urucum”, Karol Conká
- “Version Of Me”, Anitta
最後に
ムウチショウ賞を通して2022年のブラジリアン・ポップスを振り返るという内容でしたが、いかがでしたでしょうか。
音楽賞は、時代の流行をうつしだす鏡のようなもの。良い音楽が必ずノミネートされるわけでもないし、受賞した作品が他より優れているというわけでもないでしょう。ただ、膨大な数の楽曲が毎日リリースされ、選曲で迷子になりやすい中、こういった音楽賞は道案内役になってくれます。
2022年のブラジルではどんな音楽が流行ったのか、振り返るときにこの記事がお役に立てばうれしいです。
参考
- Multishow(2022/8/29) 事前に発表されていたノミネート一覧
- Multishow(2022/10/18) 受賞結果
- Papel Pop(2021/10/19) Ludmillaの2021年授賞式出演辞退について
- PopLine(2022/7/19) Ana Castelaについて